音楽と映画

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 先日、子どもたちと『SING:ネクストステージ』を観に映画館へ訪れた。前作『SING』に大ハマりし、今作の公開を心待ちにしていた子どもたちだったので、私もチケットを取り損ねてはいかんと前売りチケットをゲットし、いつ席が取れるんだと映画館のホームページを頻繁にチェックしていた。
 普段は映画に行くなら自分1人。シネコンよりも単館が多かったので、大きいポップコーン売り場やたくさんの人が入場待ちをしている空間は未だに慣れない。上映時刻と書かれた時間から予告が始まるのにもイライラしてしまう。とはいえ、ネットで座席の指定までできるし、座り心地のいい椅子だし、子どもたちのワクワク感も高めてくれるのでシネコンの演出もいいなと感じるようになった。

観終わって、子どもたちは大満足。吹き替え版だと歌詞まで日本語になるので、イントロを聴くと原曲の歌詞が浮かんでしまう私は耳からちょっとずつ引っかかりながら脳に入っていくような感覚だったのだが、初めて聴く彼らにとってはそれが原曲のように、気持ちよく浸りながら歌っていた。特にジョニーが歌っていたColdplayの「A Sky Full Of Stars」と、ポーシャが歌っていたAlicia Keysの「Girl on Fire」。観終わった後のトイレの中でも、エレベーターの中でも、帰りの車の中でも、寝る前のお風呂の中でも。一通り歌って、明日も観に行く!とねだってきた。
 友人に勧められて観た『すばらしき映画音楽たち』という映画の中で、映画音楽を作曲された方が、「上映後に映画館のトイレにこもって鼻歌が聞こえてくるのを待っている」といったことを言われていたので、思わず映画館のトイレでキョロキョロしてしまう。歌ってます!鼻歌どころか、若干作詞しながら全力で歌ってます!

 映画と音楽はセットであるものが多く、音楽によってそれぞれのシーンの感情は左右されている。なのに、その音楽について深く考えたことはなかった。E.T.が乗った自転車が浮かぶシーンも、JAWSでサメが人に近づくシーンも、パルプ・フィクションのダンスシーンも、映像とともに必ず音楽が浮かぶのに、その音楽を作る過程や選択する事の困難さなどは想像もしていなかった。『すばらしき映画音楽たち』という映画でようやく映画音楽に携わられる方々への尊敬の念を抱くことができた私は、『SING/ネクストステージ』のエンドクレジットをいつもよりもじっくりと観ていた。映画を作ってこられたみなさんに子どもたちのこの興奮を伝えられたらどんなにいいかと思った1日だった。

いろんなことに頭を悩ませて、何が正しいのか、どうするべきか、グッと胸が苦しくなることも多い毎日の中、純粋に音楽に体を揺らして楽しい感情に浸ることができた1時間50分に感謝。

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