ここ数日、生きるということをよく考えさせられる。まもなく東日本大震災から11年。自然の脅威によって日常を奪われ、たくさんの命も奪われた。そして今、この時代に行われている不条理な戦争。虎視眈々と、この時を狙っていた1人の大統領が仕掛けたこの戦争によってたくさんの命が奪われている。
SNSで溢れる情報、何が正しいのか本当に判別がつき難いが、ウクライナとロシアの人々の悲しみや疲弊はあらゆる情報から感じ取ることができる。自分の生活の場所をムチャクチャにされているウクライナの方々はもちろん、世界からの経済制裁によって日常生活に不便が生じ、本意ではない攻撃が行われているロシアの方々も、みんな傷ついている。ただでさえコロナで奪われた人々の日常。なぜまたさらに根こそぎ奪おうとするのか。

昨日、1人の男の子が、綺麗な花びらをプレゼントしてくれた。たくさんある中から形のいいもの、傷のないものを選んで。とっても色鮮やかで、ハートの形をしたピンクの花びらだった。利益とか、欲望とか、そんなものが全くなく、純粋なギブの気持ち。みんなにこの気持ちがあったなら。自分の利益のためにたくさんの命を奪い続けている彼らにも今、この気持ちがあれば。そう思わずにはいられなかった。
各地で起こる災害や紛争を目にするととても心が苦しくなるし、自分の無力さに落胆する。寄付をしても、直接支援が必要な方に手渡しをしている感覚が持てず、本当にこれが必要だったのだろうかと、考えてしまう時もある。ただその度、お客様から頂いた「隣の人、近くの人に優しくすればいい。」という言葉が頭をよぎるのだ。大きな出来事に対して個人ができることは本当に少ない。ただ、それぞれが近くの人に優しい気持ちを持って接することができれば、生きて行くことができるし、その優しさはじわじわと伝染する。昨日男の子がくれた一枚の花びらは実際私の心をあたたかくしてくれたし、その日は自分の子どもとも穏やかに過ごせた。松葉杖生活をしている息子も、クラスのメンバーからあたたかい手助けをしてもらいながら学校生活を送っている。そんな日常の一つ一つの優しさで命はつなぐことができると思う。ウクライナの隣国ポーランドの人々が優しさを持ってウクライナの人々の命をつなぐように、日本への非難を望む方々への受け入れ体制は早急に進めて頂きたい。
生きてさえいれば。
もうこれ以上、
命を奪わないで。
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